確定申告終了
実家の譲渡所得の確定申告が終わった。
法務局で登記を受け取った時
「あのー。もう別の方が住われてるようですけど、それで構いませんか?」
と言われ、わかっていたけど少し寂しかった。
でも、大抵みんなからこう言われる。
「売れて良かったんだよ。売れなかったら困るでしょ?すぐに売れたんだから良い事だよ。」と。
本当にそう思う。
でも、ああ、もう戻ることは100%あり得ないんだなと思う。
今だにGoogleマップは私の実家のままだから信じられないような気もするけど、このまま忘れていこうと思う。
実家の近所のお姉ちゃんから、遊びに来てと誘われている。お姉ちゃんは自分の親が亡くなって半年も経たず取り壊した。その際、我が家との塀を取り壊す為に連絡を取り合うことになったんだけど、そこで追い詰められていった。私はまだ残しておきたかった。
兄と和解できてなかったから、鍵を持ってる兄もコッソリ来ているかもしれないと思うと、それでだんだん気持ちが傾いてくれたらいいと思っていたんだけど、空き家の管理は私の身体をも蝕んだいったし、ご近所からはイヤミを言われるようになって限界だった。
不動産は最高値では売れそうだと確信して2023年冬に譲渡することを決めた。
138円で祖父が購入した畑が数千万で売れたのだから、ありがたかった。
そしてなんと4300万でまた新しく購入されたようだから凄いことだな。
税金もそれなりだったけど、これでもうスッキリ。ご近所のお姉ちゃんが、自分のせいで私を追い出してしまったようだと嘆いていたけれど、否定はしないけどそんなことはないと言った。
もう2度と足を運ぶことはない。
永遠にあの家は私の心の中で私の家のままだからね。